2024/11/02(土)特別編

「トロフィー破壊事件からのドラマティックストーリー」

先週27日(日)に開催された新潟県Jr.キックボクシング大会DLPN‼︎
その小学5.6年−50キロトーナメントでKAGAYAKI所属のヒロトが見事に優勝‼︎‼︎


一昨年は二階級制覇、去年は三階級制覇したこの大会!
優勝を経験したメンバーは同日に東京で開催されたトーナメントに参加していたためヒロトが優勝してくれた事はKAGAYAKIにとっても有り難い事だった^ ^

ヒロトが試合に挑戦するにはドラマがある…
ヒロトは年中の頃から伊達のとこに来ていた
最初の出会いは燕市からの委託で燕市吉田産業会館で指導していた親子運動教室だった
年長になるとKAGAYAKIのキッズ運動クラスに移籍して小学校5年まではずっとグローブすら付ける事なく鬼ごっこやボール投げを楽しんでいたキッズだった

ある日の事だった
半泣きのヒロトが伊達の所にやって来た

「すみません、ボール投げたら飾ってあるトロフィー壊しちゃって…」

見事に伊達が2000年に亜細亜チャンピオンになったときの想い出のトロフィーや所属選手が東日本グローブ空手大会で優勝したときのトロフィーが折れていた笑


ヒロトは伊達に怒られると覚悟してビクビクしながら謝りに来た
伊達は「壊れて困るもんなんか置いてないから気にするなよ、もしならヒロトが運動クラスから選手クラスに移って試合に出て優勝してそのトロフィーを代わりに飾ってくれよ」って笑いながら軽い気持ちでヒロトに伝えた

そうしたらヒロトは真面目な顔でオドオドしながら「どうしよう、やってみようかな、どうしよう、お父さんに聞いてみようかな」って真剣に悩み始めた笑

その夜にヒロトのお父さんから連絡あり、このトロフィー破壊事件をキッカケにヒロトがキッズ選手クラスに移籍する事となる

それから選手としての練習をして試合に挑戦してデビュー戦は判定負け、二戦目はドロー、順番的に負けから引き分けと来れば次は勝つぞって伊達が言った通りの三戦目で初勝利、それから勝ったり負けたりだったけど選手としてのキャリアはまだ一年に満たないくらいだ
※ジムで鬼ごっこやボール投げしてた頃はグローブすら付けないのでキックのキャリアには入れてはいない笑

そのヒロトがついにトロフィーを獲得した、リング上で号泣のヒロトと感動で抱き合う予定だったはずだが試合内容が非常に悪くそのときはおめでとうよりあの内容じゃダメだって気持ちが多かったけど……

冷静に考えたらあのときの約束を一年も満たずに果たしてくれたヒロトには感動と感謝が止まらない

ヒロトが獲得したトロフィーは約束通り大会の次の日だけジムに飾り、後はヒロトの部屋に飾られる事となる

あのときトロフィー破壊のアクシデントが無かったらヒロトは選手になって試合に挑戦してないだろう…

あのとき伊達が軽い気持ちであんな事を言わなければヒロトはリングで戦う事は無かっただろう

本当に人の人生はわからない、これからヒロトにどんな試練が待っているのかな…
どんな素晴らしい未来が待っているのかな…

伊達はそんな純粋に頑張るヒロトとこれからも楽しいキックボクシングlifeを送りたいと思う

ヒロト、優勝おめでとう、そして感動をありがとう、これからもKAGAYAKIのみんなと一緒に全力で輝いていこうぜ

画像①ヒロト優勝後のリング上
画像②ヒロトを一生懸命サポートして指導してくれたKATSUHIKO師匠と
画像③KAGAYAKIに飾ってあるトロフィーの前で
画像④激レア画像で小学1年生のヒロト笑
画像⑤ヒロトが小3のときに代表にくれたウルトラマンベリアルのイラスト

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