KAGAYAKI所属のリトルワイドKOSEI
彼にとっては6月15日のideal fightのベルト獲得までが一年戦争だった
まさにガンダムを象徴する言葉でもある一年戦争
しかし、この言葉は本当はKOSEIのためにあった言葉だったのだ‼︎‼︎
最初の挑戦は初参戦した第二回大会の2024年6月23日
22キロトーナメントに挑戦した当時は小学1年生のKOSEI
自信満々だったし伊達も優勝する気持ちでいた
しかし、結果は1ラウンドKO負け
関東のレベルを感じた日となってしまった

初参戦はKAGAYAKI自体も成績が悪くKOSEIの兄貴分のNAOがベルト獲得したのみとなった
二度目の挑戦は第三回大会で9月15日

今度こそとトーナメントに望んだがまたKO負け
あとで聞いたら相手は5年生
学年は言い訳になるが小1が小5に勝つのは難しいよな…

このときは延長戦までもつれ込んだルーが涙のベルト初獲得
団体写真で感動の中を悔しそうなKOSEIの顔が印象的
三度目の挑戦は第四回大会で12月7日

今日こそはと気合いを入れ直しての挑戦‼︎‼︎
素晴らしい試合となったが2ー0の判定負け
今日はベルト獲得したいとこだっただけに悔しすぎる敗戦となってしまった

この日はNAOが優勝
ムエタイルールに続きキックルールでのベルトも獲得

ベルト獲得したNAOの横をしょんぼり歩くKOSEIの姿が忘れられない
そして四度目の挑戦は2025年となり第五回大会の3月23日
その階級では有名強豪選手との対戦
頑張って打ち合ったが判定負け

この日は全体的にもKAGAYAKIの成績が良くなかった日でもあった
そして、今日もしダメだったらの覚悟で望んだ五度目の挑戦は第六回大会で6月15日
気がつけばKOSEIがideal fightに挑戦して一年が経過していた

別大会でKOSEIに判定勝ちした選手が別ブロックにいてその選手が勝ち上がって来るだろうと永井コーチと作戦を立てていたが…
まさかの全く知らない選手がその選手を破って勝ち上がって来た
想定外だが優勝する事を目標に頑張って来た
やるしかない、今までの練習を信じて!!
赤コーナーからリングに上がる!!!

激闘となった
判定にもつれ込んだ
みんなが固唾を飲んで見守る判定は………
本当に長く感じた
勝ったと信じてる
でも、旗が上がるまでわからない
…………………
……………………
そのとき…
真っ赤な旗が3つ上がった
審判はピッと素早く旗を上げたが旗が頂上に上がるまで伊達にとっては本当に長い時間に思えた……
長かった…
ただ、その一言に尽きるかな
本当に長い一年
あの三本の旗が上った瞬間が一年戦争の終結
その場にいたみんなで抱き合って喜びを分かち合った

激闘を制したKOSEIの成長した姿
ベルトを巻いたKOSEIの凛々しい姿
伊達のキックボクシング人生の中で忘れられない感動の名場面が加えられた
よく考えたら園児の頃から教えたKOSEI

少しずつ成長してくれたKOSEI
本当にくじけず頑張ったなぁ^ ^
保護者の方も負けても負けても諦めず挑戦してくれた
実際、キッズの成長は保護者にかかっている
だって、キッズがやる気でも保護者が出資してくれなければジムで習う事も大会に挑戦する事も出来ないからだ
負け続けた状況でもKAGAYAKIを信じてくれた
次は勝てると信じてKAGAYAKIに通わせてくれたKOSEIの保護者の方にも感謝している
続けてくれたから、こんな素晴らしいKOSEIの姿を見る事が出来たんだから

しかも、この日は仲間のクウガとW優勝
応援に来てくれたNAOとベイノア選手と嬉しい一枚^ ^

ベルト獲得すればウキウキキッズな帰り道だ笑
伊達はこの日の夜は珍しくアルコールを飲みました
この日以来また禁酒してますが笑
まだベルト獲ってもらわなきゃいけない選手がいるんでね^ ^
でも、本当に長かった一年戦争
一年間の苦労、一年間の挑戦
確実にKOSEIを成長させた
この一年は無駄ではなかった
ベルトを獲得したKOSEIはさらに強くなるだろう
それがチャンピオンだから^ ^
そしてまた新たなベルトに挑戦してほしい
キックボクサーの挑戦に終わりはない
まだまだ頑張れ、リトルワイドKOSEI
KOSEIをサポートしてくださったKAGAYAKIの仲間、ミットマスター、永井コーチ、チーム新潟の先生の皆様、チーム新潟のキック仲間
本当にありがとうございましたm(._.)m
最後に伊達がキック界の超有名な大先輩からいただいた言葉を伊達風にアレンジして終わりたいと思う
アレンジするなって声もあるだろうがアレンジしたいのだ笑
「キックボクシングが好きなら困難に立ち向かえ、キックボクシングが好きなら諦めるな、キックボクシングが好きなら……いかなるときも全力で‼︎‼︎」